ハーレーの歴史とエンジンの種類【スポーツスター編】

2018-10-25

ハーレーの中でも人気、入門車とされているスポーツスター。
近年の車種では取り回しも楽で、小柄な日本人にも乗りやすく女性にも多く乗られている。
またそのスリムな車体と軽快な走りチョッパーにもツアラー寄りにもカスタム出来る。
その辺りが人気の秘密ではないでしょうか。

しかし中にはスポーツスターなんて。。。ハーレーじゃない。
ビックツインじゃないじゃん。安いハーレーだ!などなど。。
アンチな声もあるのが事実である。

しかし歴史を知るとそのスポーツスターの良さが伝わるかと思う。

歴代のエンジン

スポーツスターにも大きく分けて4つの進化がある。
・Kモデル【1950~1956年】
・アイアンショベル【1957~1985年】
・エボスポーツ【1986~2003年】
・エボスポーツ(第二)【2004~現在】

Kモデル

Kモデル【1950~1956年】
スポーツスターの原型ともよばれるもので1952年に誕生したとされている。

一番特徴的なのは今までのモデルとは違いエンジンとミッションを一体化。
またエンジンの構造は4カムサイドバルブ。
現在だと考えられませんが、この時代の主流だったサスペンションのないリジッドフレームからスイングアームを採用しリアサスペンションを
搭載。これはハーレーの中でも初めての試みだった。

アイアンショベル【ironshovel】

アイアンショベル【1957~1985年】
1957年にXL SPORTSTERとして発売された。
鋳鉄製ヘッドを使用していたことからアイアンショベル、アイアンスポーツなどの呼ばれ方をしている。
またビックツインのエンジンであるショベルヘッドはアルミで作られているからである。

エンジンの排気量は883㏄で年式により様々なモデル、排気量が出ているが1972年1000ccへアップしている。
なぜ883㏄のラインナップがあるかというと、900cc以上の排気量だとアメリカでは税金が上がるため、900㏄以下に抑えユーザーの懐事情も考えられている。
28年程制作されたモデルでありその独特のフィーリングは今でも人気が高い。

1977 XLCRは唯一、ハーレーからでたカフェレーサーモデルであり1977~1978年とわずか1年しか生産されてなく、市場には3400台しか出回らなかったとされている。
お笑い芸人のピース綾部さんが所有しており。テレビ朝日:アメトーークのバイク芸人で取り上げられたこともあり近年さらなる人気を得ている。

車体は新設計のフレームが導入され、カフェレーサ―と呼ばれるその時代にヨーロッパで流行したカスタムスタイルを取り入れて、カウルを標準装備し見た目も黒を基調とした。

03エボスポーツ【03evosports】

エボスポーツ【1986~2003年】
1986年にデザインを一新。883cc 1100㏄の2モデルを展開。
アイアンショベルで問題視されていた放熱の観点から鋳鉄製のヘッドをアルミに素材を変えて製造された。ビックツインのエボリューションを参考に製造されたともいわれている。
エンジンとミッションの一体はそのまま、4カム。フレームはアイアンショベル時代のXLXフレームを採用した。
1988年には1200㏄にボアアップ。またフロントフォークもアイアンショベル時代から採用されていた35㎜ナローフォークから39㎜と太くなり耐久性も向上。
1991年には883cc、1200㏄共に以前まで4速ミッションだったものが5速となり、外見ではわかりにくいがクランクケースが大きくなりカムシャフトも新しいタイプになった。
また一部のモデルからチェーンドライブからベルとドライブに変更になりその後ベルトドライブのみとなる。
1998年にはXLH1200Sが登場しエンジンがツインプラグ化され。エンジンのパワーアップを目的としており、気持ちのいい加速を味わうことができる。

スポーツスターの中でも乗り味、エンジンのマウントがリジッドマウントされており乗り味は一番いい時期だと思う。

エボスポーツ【evosports】

エボスポーツ(第二)【2004~現在】
2003年のエボスポーツとなにが変わったの?というところですが。排気量は883cc 1200ccと2モデル展開で変わらず。
躍進的な進化を遂げたのは、フレームが変更され車体は大きく、エンジンのマウント方式はラバーマウントになり新型エボリューションエンジンが搭載された。
ラバーマウントになり不快な振動はやわらぎ、アイドリング時にはエンジンの揺れ鼓動感を味わうことができ、高速走行では振動がやわらぎ疲労も減り、乗りやすくなったとされている。
また2007年にはその頃ビックツインのツインカム同様にキャブレターからインジェクションになり現在にいたっている。
その乗りやすさ、サイズ感、ビックツインに比べると低価格なことからも未だに人気は衰えていない。

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